僕の父は小さな診療所の開業医でした。
僕が小学校から帰ってくる時間帯、父は大抵近所のお年寄り宅へ軽自動車で往診に行っていました。
父は何処でも駐車できる軽自動車が大好きで、僕もドライブが好きだったので退屈な時は往診に付き合いました。
そんな時、父は決まって僕にギアチェンジを担当させてくれました。
父はシフトを指示するとき「「ロー、セコッ、サー、たまにトップw」って言ってました。
そして、雨の日はもう一つ仕事が増えました。
曇ったフロントガラスを拭いて曇りを取り除く仕事でした。
昔はクルマに乗っている人皆で協力してクルマを走らせました。
僕も父親になり息子がおりますが、彼は用がない限りクルマに乗ろうとはしません。
意味の無いドライブも嫌いみたいです。
今思うと、自分の父は小学生の僕が往診に付き合ってくれる事を喜んでいてくれたのかもしれません。
今日の東京は雨降りでした。
僕は一人ポーターに乗り、フロントガラスの曇りを自分で拭きながら父の事を思い出したら涙が出てきました。
情けねぇー。
たまに泣くとすっきりするよ。
同じような事、私もしてました。
良い思い出です。
ありがとう。
幼少の頃、オヤジの車運転中に懐に潜り込みハンドル握り、
オヤジは手を放しました・・・。(意味のないドライブ中)
そして、下をみるとアスファルトが見えました・・・。
(錆で穴が愛ている)
申し遅れました、鈴鹿の○○屋です。
雨の日は湿っぽくなっていけませんね。
ヒデさん、コメント有難うございます。
残念な環境で何よりです。w
近々またお願いします。
雨の日、配達へ付いて行くのが好きでした。親父が納品に行っている隙を見計らい、シガーライターを付けては水たまりで『ジュッ』のくりかえし…
いない隙にどうしてもキーを回してみたい衝動にかられ、回したらギアが入っていてクルマが動いてしまってパニクった事がありました。w
雨の日も記憶的には悪いもんじゃありませんね。